初めての写経体験!京都・清浄華院の写経会へ。久しぶりに一つのことに集中する時間

お出かけ

先輩に誘っていただいて、初めて写経会に参加してきました。

写経というと、お寺で静かにお経を書き写す……というイメージ。

実際に体験してみると、ただ文字を書くだけではなく、普段の生活ではなかなか味わえない時間を過ごすことができました。

今回は、京都散歩とあわせて、初めての写経体験をご紹介します。

写経会の前に、京都をお散歩

せっかく京都まで出かけるので、写経会が始まる前に少し散策することにしました。

まずは「ねじりまんぼ」を抜けて、永観堂、南禅寺へ。

紅葉にはまだ少し早い時期でした。

京都の紅葉シーズンは、どこへ行っても観光客でいっぱいになることが多いですよね。紅葉に染まった景色も魅力的だけれど、人が多すぎると、ゆっくり散策するのもなかなか大変。

そう考えると、今回のタイミングはちょうどよかったのかもしれません。

京都の秋を感じながら散歩を楽しみ、夜はいよいよ初めての写経会へ向かいます。

清浄華院の写経会に参加

今回参加したのは、京都にある浄土宗の大本山、清浄華院(しょうじょうけいん)の写経会です。

詳しい案内はこちら。

夜の写経会│浄土宗 大本山 清浄華院
清浄華院では月に1回、夜の写経会を開催しています。

写経会は月に1回開催されていて、毎月、写経するお経が変わるそうです。

参加費は1,000円。

開始は19時なので、10分前くらいには着席しておくと安心です。今回は21時前には終了しました。

持ち物はお数珠。小筆は用意してもらえるので、持っていなくても大丈夫です。自分の小筆があれば持参してもよく、墨汁も小皿に入れて用意してもらえます。

初めてだと、何を準備すればいいのか分からないものですが、必要なものを用意していただけるのはありがたいですね。

写経の前にも、いろいろな作法がある

写経会が始まると、まずはお坊さんのお話がありました。

そのあと、お香を塗ったり、お経を読んだりしてから、いよいよ写経が始まります。

写経というと、最初から筆を持って黙々と書き始めるのかと思っていましたが、そうではないんですね。

写経に入る前にも、こうした時間があることが印象的でした。

そして、久しぶりに小筆を持ちます。

学生時代以来かな? と思うくらい、筆を使うのは久しぶりです。

小筆で書くのって、思っていたより難しい!

小筆に墨汁をつけて、一文字ずつ書いていきます。

ところが、これがなかなか難しい!

墨がすぐになくなってしまい、一文字書くのにも何度も墨をつけ直すことに。

お手本のようにきれいに書けるわけもなく、線が太くなったり、かすれたり。

さらに困ったのが、画数の多い文字です。

決められたスペースに文字を収めようとしても、なかなかうまくいきません。

「あれ、入らない……」

なんてこともありながら、なんとか一文字ずつ書き進めていきます。

最初は筆の扱いにも慣れず、思うように書けませんでしたが、少しずつ慣れてきて、どうにか最後まで書き終えることができました。

もちろん、お手本のように美しい字が書けたわけではありません。

でも、最後まで書き終えられたことに、ちょっとした達成感がありました。

スマホも見ず、ただ書くことに集中する時間

今回、写経をしていていちばん心地よかったのは、ひとつのことに集中できたことです。

普段の生活では、何かをしていても、ついスマホを見たり、別のことを考えたり。

少し時間ができると、何となくスマホを手に取ってしまうこともあります。

でも、写経をしている間は違いました。

スマホを見ることもなく、ほかのことをするでもなく、ただ目の前のお手本を見て、文字を書き写していく。

きれいに書こうと思っても、なかなか思うようにはいきません。

墨がかすれたり、文字のバランスが悪くなったり。それでも、次の文字へと少しずつ進んでいきます。

特別に何かを考えようとするわけでもなく、ただ目の前のことに取り組む。

そんな時間が、思っていた以上に心地よかったのです。

字が上手に書けたかどうかよりも、久しぶりに一つのことに集中できたこと。それが今回の写経で得られた、いちばんの収穫だったように思います。

忙しい毎日の中で、こういう時間を持つのもいいものですね。

写経のあとは御朱印も

写経を終えると、最後に御朱印をいただくことができました。

写経をするだけでなく、お坊さんのお話を聞き、お香を塗り、お経を読んでから写経に取り組む。そして、最後に御朱印もいただける。

初めての参加でしたが、普段のお寺巡りとはまた違った体験になりました。

初めてでも大丈夫。集中する時間を味わってみては?

今回、先輩に誘っていただいたことがきっかけで参加した清浄華院の写経会。

小筆を使うのも久しぶりで、文字は思うように書けませんでした。それでも、最後まで書き終えることができました。

何より、スマホから離れて、一つのことに集中する時間を過ごせたのがよかったです。

写経というと、少し敷居が高いように感じるかもしれません。でも、最初から上手に書けなくても大丈夫。私も、かすれたり、文字がうまく収まらなかったりしながら、なんとか書き終えました。

清浄華院の写経会は月1回開催。参加費は1,000円で、小筆や墨汁も用意していただけます。お数珠を忘れずに持っていきましょう。

日常から少し離れて、静かに自分と向き合う時間を持ってみたい方は、参加を検討してみてはいかがでしょうか。

私も、また機会があれば参加してみたいと思います。

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