「伊吹山で夜を過ごしてみたい!」
そう思って、2026年7月、伊吹山ドライブウェイの夜間滞在に行ってきました。
実は、今回が初挑戦ではありません。
前年の8月にも伊吹山へ行こうとしたのですが、なんと満車で入れませんでした。
私の記憶では、そのときは昼過ぎの時点ですでに満車。
「伊吹山で車中泊をして、星空を見てみたい!」
と思っていたのに、まさか山に上がる前に終了とは……。
そこで今回は作戦を変えて、7月の金曜日の夜にリベンジすることにしました。
仕事が終わったら、定時ダッシュ!
伊吹山ドライブウェイの夜間特別営業日は、通常の営業時間とは違い、夜間滞在ができる日が設定されています。2026年も夏季に夜間滞在可能日が設けられています。
「今度こそ入れるかな?」
ドキドキしながら向かいました。
20時30分、なんとかゲートに到着!
仕事を終えて急いで向かい、なんとか20時30分ごろに伊吹山ドライブウェイのゲートへ到着!
危なかった~!
通常の夏季営業時間は21時までなので、本当にギリギリです。公式案内でも、最終入場時刻は営業時間終了の2時間前とされるなど、通常営業と特別営業では条件が異なるので、訪れる前にその日の営業案内を確認するのがおすすめです。
そして無事にゲートを通過。

山頂駐車場まで上がってみると……
駐車場にはまだ多少の空きがありました。
去年は昼過ぎに満車だったのに、今回は金曜日の夜でも入ることができました。
曜日や時期によって混雑状況は変わるんだなと実感。
とはいえ、私のように「去年入れなかった」という経験をすると、入場できるまではドキドキしますね。
星空を楽しむつもりが……雲が多い!
今回のお楽しみのひとつが、星空。
伊吹山では夜間特別営業日に星空の生解説などが行われています。
私たちが到着したときも、ちょうど星空の解説が行われている時間帯。
星空についていろいろ教えてもらえるのを楽しみにしていました。
ところが……
この日は雲が多め。

せっかく伊吹山まで来たのに、期待していたような満天の星空とはいきませんでした。
特に楽しみにしていた天の川も、はっきり見ることはできず。
ちょっと残念。
でも、山の天気はその日になってみないと分からないもの。
「絶対に満天の星が見られる!」と思って行くより、星空を見られたらラッキーくらいの気持ちで行くほうがよさそうです。
公式サイトでも、夜間営業では星空やご来光を楽しめると案内されていますが、もちろん天候に左右されます。
ヒメボタルは0時ごろから活発に
星空の解説をしていたスタッフの方から、ヒメボタルについて教えてもらいました。
「ヒメボタルは0時ごろから活発になりますよ」
とのこと。
それを聞いて、
「じゃあ、0時ごろに見に行ってみよう!」
と、ヒメボタルを見に行くことにしました。
ここで大事なのが、ライトの使い方。
普通の懐中電灯をそのまま照らすと、ヒメボタルの観察の邪魔になってしまいます。
私たちが行った日は、現地で赤いフィルムを用意してもらっていたので、それを使ってライトを赤い光にして観察しました。
赤いヘッドライトなどを使う方法もありますが、現地で観察方法を確認するのが安心だと思います。
そして、0時ごろ。
赤い光にしたライトを持って、ヒメボタルを探しに行きました。
最初は、
「あ、いた!」
「あっちにも!」
というくらい。
まばらに光っている感じでした。
「思っていたより少ないなぁ」
というのが正直な感想。
でも、しばらく見ていると、少しずつ変化が。
なんと、見始めたときより、見終わる頃のほうがホタルの数が増えていたんです。
一つ、また一つと、小さな光が見えてきます。
一面がホタルでいっぱい、というような派手な光景ではありませんでしたが、真っ暗な山の中で小さな光を探す時間は、とても幻想的でした。
「0時ごろから活発になる」と教えてもらったので、その時間まで待って見に行ってよかったです。
ただし、ホタルの見え方は、その日の天候や時期などによって変わると思います。
たくさん見えることを期待しすぎず、暗闇の中で小さな光を探す時間を楽しむくらいがちょうどいいかもしれません。

ヒメボタルを見るなら「白いライト」に注意
今回、現地で教えてもらって初めて知ったのですが、ヒメボタルを見るときはライトにも気をつける必要があります。
普通の白い光をそのまま照らさず、赤い光にして観察しました。
私たちが訪れた日は赤いフィルムを用意してもらえたので助かりました。
これから行く方は、赤色のヘッドライトなどを準備するか、現地で観察方法を確認してから見に行くのがおすすめです。
せっかくのヒメボタルなので、周りの人やホタルの観察を邪魔しないようにしたいですね。
1時ごろ、車に戻って車中泊
ヒメボタルを楽しんだあとは、車に戻って就寝。
夜中まで起きていたので、さすがに眠い(笑)。
山頂は標高が高いので、7月とはいえ夜はひんやりします。
夏だからと油断せず、羽織るものや寝るための準備はしておいたほうが安心です。
普段なら「夜に山の駐車場で寝る」という経験はなかなかありません。
でも今回は、星空を見たり、ヒメボタルを探したりしたあと、そのまま車で眠る。
ちょっとした冒険気分です。
ご来光は残念ながら見られず
翌朝。
せっかく伊吹山で夜を過ごしたので、楽しみにしていたのがご来光。
ところが……
この日も雲が多く、残念ながらご来光を見ることはできませんでした。
「せっかく来たのになぁ」
とは思いましたが、こればかりは仕方ありません。
山の景色は天候次第。
ご来光も「見られたらラッキー」ですね。
朝は伊吹山のお花畑を散歩
ご来光は見られませんでしたが、せっかくなので朝の伊吹山を少し散歩しました。
そして、朝になって改めて感じたのが、
伊吹山って、本当にお花の山なんだなぁ
ということ。

夏の伊吹山は色とりどりの花が咲き、山頂がお花畑になります。
公式サイトでも、7月中旬から8月初めにかけては「百花繚乱」の時期と紹介されていて、シモツケソウやイブキトラノオ、イブキフウロ、コオニユリなど、さまざまな高山植物を見ることができます。
実際に歩いてみると、本当にいろいろな花が咲いていて、
歩いているだけで癒される~!
という感じ。
夜は真っ暗で、ヒメボタルの小さな光を探していた場所が、朝になると色とりどりの花に囲まれている。
夜と朝で、まったく違う伊吹山の表情を見ることができました。
山頂で食べるコンビニおにぎりが最高!
そして、朝のお楽しみ。
山頂で朝ご飯を食べました。
といっても、豪華な朝食ではありません。
コンビニのおにぎりとパンです(笑)。
でも、これが……
めちゃくちゃおいしい!

夜中まで起きていて、朝の山の空気の中で、お花を眺めながら食べるおにぎり。
特別なものじゃなくても、山頂で食べるとこんなにおいしく感じるんだなぁ。
「最高やな~」
と、朝から幸せな気分になりました。
伊吹山で夜間滞在して分かったこと
今回の夜間滞在では、期待していたものが全部見られたわけではありません。
星空は雲が多かった。
天の川もはっきり見えなかった。
ご来光も見られなかった。
ヒメボタルも最初はまばらでした。
でも、0時ごろまで待って見に行くと、帰る頃には見える数が増えていました。
そして朝には、色とりどりのお花畑。
結果的には、夜から朝まで伊吹山を楽しめたこと自体が、とてもいい経験になりました。
これから伊吹山の夜間滞在へ行く方へ
今回実際に行ってみて、これから行く方に伝えたいのはこのあたり。
- 夜間滞在ができる日を事前に確認する
- 21時までの通常営業時間だけでなく、その日の特別営業内容を確認する
- 混雑による入場規制が早い時間に始まることもあるので、時間に余裕を持つ
- 7月でも夜の山頂は冷えるので、羽織るものを準備する
- 星空やご来光は天候次第
- ヒメボタルは現地スタッフに観察時間を確認する
- ヒメボタルを見るときは白いライトをそのまま使わず、赤い光にする
- 夏のお花畑を楽しむなら、開花状況を事前に確認する
- 車中泊をするなら、寝具や防寒対策も忘れない
伊吹山ドライブウェイでは、季節ごとの開花情報も公式サイトで更新されています。訪れる時期によって咲いている花が変わるので、出発前にチェックしておくと、より楽しめそうです。
まとめ|伊吹山の夜から朝まで楽しんでみた
去年は満車で入れなかった伊吹山。
今年は仕事終わりに定時ダッシュして、20時30分にギリギリ入場。
星空は雲が多くて残念でしたが、星空の解説を聞き、0時ごろからヒメボタルを見に行きました。
最初はまばらだった小さな光が、帰る頃には少しずつ増えていたのも印象に残っています。
その後は車で眠り、朝はご来光こそ見られなかったものの、お花畑を散歩。
そして山頂で食べるコンビニのおにぎりとパン。
これが本当においしかった!
星空も、ご来光も、天気次第。
それでも、夜の伊吹山でしか見られないものがあり、朝になれば色とりどりのお花が迎えてくれる。
今回の伊吹山夜間滞在は、そんな**「夜から朝まで山にいる」楽しさ**を知ることができた体験でした。
次に行くときは、今度こそ満天の星空とご来光も見てみたいな😊

